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映画ドラえもん のび太の宝島 感想

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「ドラえもん のび太の宝島」観てきました~!
ここ5年くらい?感想を書いてなかったけど、今年は久しぶりに書いてみようと思います。

ネタバレ防止に、一応畳みました。

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ネットの評価は概ね好評だけど、個人的にはうーん?? いまいち納得がいかなかった。
とにかくお話...というか、脚本がだめだった。
逆に言うと脚本以外はとっても良かったです。


■良かった点
・話のテンポ
・大山ドラ(しかも初期)の雰囲気があるキャラデザ
(ちなみに個人的にはひみつ道具博物館~カチコチくらいまでのデザインがクセが少なめで好みです)
・星野源の主題歌(すごい耳に残る。歌ってしまう。)
・毎回楽しませてくれるのび太の部屋のポスターなどの私物

■気になる点
敵の目的に整合性がとれてないというか、脚本がガバガバな印象。
親子愛に繋げたのはちょっと強引だったんじゃないかな?
特にのび太とパパのシーンはいらないよね...。ちょっとムリヤリ感がきつい。
あの解決方法では肝心の問題は解決したの?彼らはそもそも何故海賊やってるの?
何のための財宝収集?部下の海賊たちとはどういう関係なの?
...あたりがきれいにつながってない。ような。
全体的に台詞に頼りすぎな印象だったから、そのせいかなぁ。
あと、感動のゴリ推し感を感じたので、もうちょっとシンプルに見せる方が好きかなぁ。

昨年のカチコチ大冒険がとっても面白かったので、比べてしまうところはあるのかも。
カチコチはあちこちに伏線を張って最後にすべてがつながるのが見事だった。
カチコチはかわいらしいタイトルに反して、底からゾクゾクくるような静かな緊張感を持ったお話だったから、
今回の宝島は方向性が逆だな、という感じ。
今回は伏線は控えめだし、ノリがアクティブなので、
この2作はどちらが好きか評価が分かれるところかもしれないです。

来年は「異説クラブメンバーズバッジ」を下敷きにしたオリジナルっぽいですね~。
単行本を持ってないので、最初わからなかったのが不覚...。
(後日単行本を買って読んだら思い出しました)
でも良いテーマを持ってきたもんだ。もうすでに楽しみー!


   怪盗エスプレッソ (2018年4月 5日 12:48) | コメント(0) | トラックバック(0)
   

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